当サイトについて

合併症の症状、治療、予防法や改善方法まで、
合併症の改善に向けて理解を深めるサイトを目指します。
専門医師はたったの400人しかいません。

高血圧、糖尿病は国民病とも言えるほど身近な存在です。
日本人の2~3人に1人が高血圧、糖尿病患者と言われており、
その数は約4700万人に上ります。


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過食症の合併症

  • 嘔吐

    過食症の代表的な合併症です。過食したぶんを吐くことでリセットしようするため、過食症に陥った人の多くが過食後に嘔吐をくり返します。
    嘔吐したからといって、過食が「なかったこと」には決してなりません。過食をするときには、炭水化物や甘い食べ物をたくさん食べる場合が多いですが、摂取した糖質は吸収が速いため、血糖値の乱降下を招いてしまいます。
    過食嘔吐を繰り返すことで低血糖症に陥るなど、さらなる合併症を生み出すため大変危険です。

  • 酸蝕症(歯が溶ける)

    嘔吐を繰り返すことによって起こる症状です。食べたものを吐く時、食べ物と一緒に大量の胃酸が逆流します。
    胃酸は非常に強い酸性のため、歯を作っている軟らかいエナメル質を溶かしてしまい、虫歯になりやすくなったり、神経が表面化して激痛が走ったり、最悪の場合は歯がボロボロになって20代で総入れ歯になってしまう人もいます。

  • 吐きだこ、誤飲

    嘔吐を促す時は指を口の奥に突っ込んで無理矢理吐かせようとします。この時に手の甲が歯にぶつかってしまうことが多いため、手の甲に炎症が起きて、そのうち皮膚が硬くなって吐きだこができます。
    また、吐きだこを隠すために、手のかわりに道具を使って嘔吐をする人もいますが、嘔吐の際にあやまって道具を誤飲してしまい、救急車で運ばれる場合もあります。

  • 唾液腺の腫れ

    過食症に多い合併症です。
    過食や嘔吐をすると、食べ物を咀嚼消化しようと唾液がたくさん分泌されます。この唾液の過剰分泌が続くと耳や顎の後ろの耳下腺や顎下腺がむくんで腫れ上がり、悪化するとアゴや首まわりがパンパンに腫れてラインが見えなくなってしまうくらいになることもあります。

  • 自己嫌悪・抑うつ症状

    摂食障害に苦しむ人は、元々まじめで自分に自信のない人が多いため、食べたくても食べられない、食べたくないのに食べてしまう、といったコントロールがきかない自分に激しい自己嫌悪を抱く傾向があります。
    長期化するとウツ状態に陥り、自傷行為や自殺を招くことも少なくありません。逆に、イライラがつのり人間関係が破たんする場合もあります。周囲の摂食障害への理解が非常に大切です。

  • 高血圧、糖尿病

    過食をするときには、どうしても炭水化物が中心のため、血糖値が急激に上がります。そのため血糖値を下げようとインスリンを過剰に分泌し、膵臓に大きく負担をかけ、機能性低血糖症を招きます。機能性低血糖症が長期にわたり続くと、その結果として糖尿病を引き起すことも分かっています。
    思春期の女性でも糖尿病になる可能性は十分にあるため、注意が必要です。

  • 食道炎、食道癌、逆流性食道炎

    過食の後に嘔吐を繰り返すと、胃酸の逆流によって食道を傷つけたり炎症を起こしやすくなります。
    炎症が悪化すると、食道炎を引き起こしたり、最悪の場合は食道癌を発症する危険もあります。また、咳が止まらない、声が枯れる、吐いた後じゃないのに食べたものが逆流してくるような感覚がある場合は、胃液や十二指腸液が食道を逆流しておこる逆流性食道炎の可能性があります。

  • 冷え、むくみ

    過食や嘔吐、食生活の乱れから基礎代謝が低下し、カラダの中に老廃物や水分が滞ってしまったり、ビタミン・ミネラルの不足、塩分の過剰摂取、腎臓や肝臓などの内臓機能の低下などによって、過食症の人は冷えやむくみが起きやすくなります。むくみは一定の時間を置くと収まることが多いですが、冷え性はカラダの免疫力を低下させ、さらなる合併症を招くため注意が必要です。

 

出典:摂食障害治療