当サイトについて

合併症の症状、治療、予防法や改善方法まで、
合併症の改善に向けて理解を深めるサイトを目指します。
専門医師はたったの400人しかいません。

高血圧、糖尿病は国民病とも言えるほど身近な存在です。
日本人の2~3人に1人が高血圧、糖尿病患者と言われており、
その数は約4700万人に上ります。


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血管合併症の予防

血管合併症を予防するには目標が必要です。幸い、近年の多くの調査から、血糖値、肥満度、脂質の値、血圧について血管合併症を予防するために、7項目にわたり根拠(エビデンス)のある目標値が勧められています。

血管合併症の予防

これを読まれた糖尿病の患者さんは「こんなにたくさんのことはできない」と困惑される方が多いでしょう。そのとおりだと思います。できることからまずやることです。

幸い、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)を下げる「スタチン」という良い薬がありますし、血圧を下げる良い薬も多く出ていますから、薬に頼ることができます。中性脂肪を下げる薬にも良いものがあります。

そうすると、残るのは(1)血糖値を下げる(2)太っている人は体重を減らす(3)運動を習慣にする-です。これらの三つが互いに関係している ことはお分かりと思います。しかし、私たちにとって、最も「言うはやすく、行うは難し」の事柄です。現代の社会では少食と体を動かすことが最もしにくく なっているのですから。

ではどうすべきか。食事と運動のポイントに話を進めます。

 

炭水化物(糖質)制限食の勧め

インスリンの分泌が低くなったり、インスリンが働きにくくなったりした時に糖尿病が起こります。これには、過食と運動不足などの生活習慣が大きく影響します。

過食と運動不足による肥満、特に内臓肥満脂肪は、先に説明した種々の理由で、インスリンの働きを落として血糖を高くするほか、中性脂肪を高くし、肝臓や筋肉にたまりやすくし、ひいては動脈硬化を進めます。

インスリンは私たちの体と生存にとって極めて大切なのですが、過食、飽食の時代では、働き過ぎているのです。ですから、インスリンの働きを悪くする生活習慣を避け、膵臓のインスリンを作り分泌するβ細胞の負担を軽くすることが大事です。

 

 

出典:よしまさ内科クリニック